文芸同人誌案内掲示板
受贈御礼 - ひわき
2025/04/30 (Wed) 20:32:33
紹介する7誌を戴き、ありがとうございます。
●「樹宴」第28号(東京都葛飾区)は小説9編を掲載。新たに静岡県在住の渡邊健一さんが参加されました。渡邊さんは「静岡近代文学」などでも活躍されているそうで、他にも地域や所属を超えて作品を発表する方が方おられます。同人誌間の交流はあまりないようですが、このようにして広がってゆけばいいですね。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●歴史・時代小説アンソロジー「茶話歴談」第七号(大阪府堺市)は6作品を掲載。昨年12月に開催された「文学フリマ39」で、一人で来られた方が創刊号から6号までを一括購入されたそうです。「飛び切りの朗報」と紹介されています。若い新入会員のご参加もあったとのこと。今年も朗報がありますように。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「南風」第57号(福岡市早良区)は小説4編とエッセイに加えて「追悼 松本文世さん」を掲載。松本さんは創刊当時からのメンバーで享年99歳。千葉県に移られてからも毎号、エッセイを発表しておられました。3名の方の追悼文は松本さんのお人柄とともに本誌のこれまでが綴られています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「詩と眞實」5月号N0.911(熊本市北区)は小説2編と詩、随筆を掲載。今号から編集長が今村さんから武村淳さんに引き継がれました。新たな同人のご参加もあったそうです。3月の合評会には「文芸思潮」の五十嵐編集長が参加されとのこと。貴重な機会ですね。
●「日曜作家」第50号(大阪市東淀川区)は小説4編と連載小説1編に加え詩、エッセイ、対談を掲載。本誌は今号で節目の50号です。大原さんが創刊され、あれから12年が経ちました。大原さんはこまめにメールを下さって、身近に感じていました。いろんなことがありました。50号を喜んでおられるでしょう。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「河床」第38号(福岡県八女市)は15作品を掲載。故松原新一さんのもとで学んだ方たちが22年前に創刊されたのが始まりです。創刊時のメンバーみなさんとは顔見知りなのでお名前を見ると懐かしいですし、書いておられることが嬉しく励まされもします。広田文さんの訃報は残念です。筑後地域文化誌「あげな・どげな」が同封されていました。執筆者を見ると、「河床」が地域文化にしっかり根付いているのを感じました。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「季刊午前」第65号(福岡市博多区)は小説3編と評論、エッセイ、詩を掲載。「編集後記」(廣さん筆)によると34年前の創刊時の同人は42名。20年ほどで半減し、昨年は15名。そのうち小説を書かれる同人は更に少なくなったそうです。同じような状況の同人誌も多いのではないでしょうか。しかし当同人会にはここ1年ほどの間に小説を書かれる方4名の入会があったそうです。新しい方の入会もまた、あちらこちらで聞かれるよいニュースです。