文芸同人誌案内掲示板
全国同人雑誌会議レポート
- 和田伸一郎
2026/11/08 (Sun) 11:58:47
『クレーン48号』紹介ありがとうございます。
全国同人雑誌会議レポートを依頼されたので、こちらにも紹介します。写真が掲載できないのは残念ですが。
第6回全国同人雑誌会議九州大会レポート
『クレーン』編集者 和田伸一郎
現在の文芸同人誌界における最大の祭典ともいえる全国同人雑誌会議が、10月18日(日)1時30分よりホテル日航福岡でおこなわれた。JR博多駅から徒歩5分、ホテル日航福岡は高級ホテルで、会場の3F大宴会場「都久志の間」は広々として立派な会場だ。主催は社団法人全国同人雑誌協会。同人の老齢化に伴い、会員も減少しつつある多くの文芸同人誌にとって、全国同人雑誌協会ならびに『文芸思潮』は、同人誌や同人誌掲載作品を対象としたいくつもの賞を設け、応援してくれるありがたい存在だ。
会場に入ると、側面の壁際に「全国同人雑誌展示会」があり、全国の同人誌が九州から北海道まで地域別に並べられている。九州、関西、中部地方はとりわけ数の多さが目立つ。もともとこれらの地域は老舗同人誌が多く、盛んな地域だった。
主催者あいさつの後の講演は、作家三田誠広氏「デビュー50年の僕の個人史と同時代の文学情況」と作家中上紀氏の「小説を書かずには入れられない」。前者は、デビュー当時の文壇や編集者たちのことが具体的に語られた。デビュー前は埴谷雄高の大ファンで、その影響を強く受けていたが、編集者に何度も駄目だしされ、それから全く脱却して書いた「僕って何」が一九七七年芥川賞を受賞したことなど。
後者は若い頃は両親(父は作家の中上健次)を見ていて、作家にはなりたくなかった。アメリカの高校・大学に留学したことが初めの転機になり、その後アジアの貧しい地域で暮らし、その人たちを書かずにはいられなくなった、という内容。参加者は百名近くいただろうか。
第2部は同人雑誌大賞・特別賞・奨励賞・新人賞の受賞式、並びに第19回・20回まほろば賞の授賞式が行われた。同人雑誌大賞は功労賞に近い。長年にわたり継続している『九州文学』と『詩と眞實』が受賞した。この点、応募形式でその内容を評価し、判定していた「富士正晴同人雑誌賞」とは性格が違う。ここでは老舗同人誌しか大賞はとれない。特別賞に『火山地帯』・『文芸中部』、奨励賞に『北方文学』・『あるかいど』・『黄色い潜水艦』・『季刊午前』・『ガランス』・『amigo』、新同人雑誌賞に『芸文未満』・『絵合せ』・『メタセコイア』・『珍』。
その他100号賞に『海峡派』・『あかね』・『私人』・『じゅん文学』・『海』(三重県)・『海』(福岡県)、さらに50号賞に『猿』・『北陸文学』・『米子文学』・『峠』・『雪嶺文学』・『カプリチオ』・『日曜作家』・『西九州文学』・『高知文学』・『相模文芸』。新たに新同人雑誌賞を設け、出発したばかりの同人誌を元気づける賞を設けたことは、慧眼である。
そして第3部は「シンポジウム&同人雑誌からの提言」。主に各地域の同人誌の代表がパネリストになり、問題点や展望が報告された。時間が押して十分な議論ができなかったことが残念。
そして隣の部屋に移って、交流会・パーティが行われた。ビュッフェ形式で、いくつもの丸テーブルが置かれた立食パーティで、座りたい人には壁際にずらっと椅子が並べられている。飲み物は飲み放題で、さまざまな和・洋・中華料理、食事中心の人には、寿司・カツサンド・カレーライスが用意されていた。高級ホテルにふさわしく料理の質も高く、これで参加費8千円(懇親会・パーティ飲食費含む)は、かなり割安の設定だと思う。
今後の課題は、全国同人雑誌協会は運営面や資金面で、まだまだ『文芸思潮』に依存した組織であり、同人雑誌代表者による自立した組織とはなっていない。今後どのように発展していくか、あるいは衰退してしまうのか。まだまだ未知数である。
どちらにしても、個々の文芸同人誌にとっては、ただただ、同人たちと楽しく、ひとりでも多くの読者を獲得する方針で発行し続けていくだけである。
受贈御礼 - ひわき
2026/10/31 (Sat) 16:53:51
紹介する13誌、14冊を戴き、ありがとうございます。
●「稲麻竹葦」第十二号(大阪市中央区)は3作品を掲載。古代をテーマにした創作や評論を掲載する本誌は今回「斎王」にまつわる作品が並んでいます。斎王とは平安時代に天皇の代理で伊勢神宮や賀茂神社に巫女として仕える皇族女性です。「斎宮歴史博物館」(三重県多気郡)では装束体験ができ、おふたりは十二単と直衣姿に。多くの参考文献だけではなく、実際に足を運んばれた好奇心と熱意がうかがえます。
●「葦と浜荻」第一号(大阪市中央区)は「稲麻竹葦」を発行しておられるおふたりの8作品を掲載。小説投稿サイト「カクヨム」に提出された作品から選んで、新たに発行されました。純文学の小説作品が中心です。誌名は「難波の葦は伊勢の浜荻」という諺から取られたそうです。
●「北斗」十月號、十一月號(名古屋市西区)は十月號が小説3編と詩、エッセイ、評論ほかを掲載。十一月號は小説5編と詩、エッセイ、評論ほかを掲載。新たにホームページを開設されました。「多くの人が見て文芸に興味を持ってもらえれば幸いだ。」と開設の意図を記されています。当方ホームページの「名前」のページまたは同誌の紹介ページの誌名から開きます。同誌のホームページには表紙と目次が掲載されているので、今回以降、当方の紹介ページの更新はありません。どうぞ、「北斗」のホームページを見てください。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「六伽士花史」第六号(大阪府枚方市)は5作品を掲載。朝倉昴さん作「血闘 七尾城」は連載2回目です。作者は会社員時代に北陸担当。能登の七尾を訪れる機会も多く、歴史に興味を持って調べ始められたそうです。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「岩漿」第34号(静岡県伊豆の国市)は小説4編と詩、評論、随筆ほかを掲載。「同人誌展」参加が報告されています。静岡県伊東市のミュージアム&ギャラリー「りんがふらんか城ヶ崎」で、4月15日から26日まで開催。内容は同人誌の展示や古本市、講演会、座談会。この施設は伊豆高原駅の海側に広がる3,600坪の庭園に建っているそうです。気持ちよさそうですね。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「クレーン」48号(群馬県前橋市)は小説4編と連載小説1編、特集、書評、エッセイ、評論を掲載。特集は「わたしの好きな童話」です。6名の方がたが文章を寄せておられます。幼いころは経験も少なく柔らかい感性で童話が受け止めてられています。また『星の王子さま』や宮沢賢治作品のように大人になって読む童話もあります。それぞれに童話特有の懐かしさを感じます。おふたりの方が新たに参加されたとのこと。新加入の報告は気持ちが明るくなります。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「ふくやま文学」第38号(広島県福山市)は小説11編と詩、随筆に加え「特集 ハプニング」を掲載。河内きみ子さんが「あとがき」で、およそ40年前に創刊号を手にした時の感激を綴っておられます。「ふくやま文学の表紙の文字を長い時間眺めていた。」と。自分たちの作品が形になり、手の上に実際に存在するという実感は新鮮で忘れがたいものですね。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「日曜作家」第56号(大阪市東淀川区)は小説3編と連載小説3編に加え詩、夢日記、エッセイを掲載。同誌ではホームページを開設されました。同会の説明や創始者の言葉、エッセイ、編集部の人たち、発行までの流れなどを紹介しています。当方ホームページの「名前」のページまたは同誌の紹介ページの誌名から開きます。おひとりの方が参加されたそうです。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「詩と眞實」2026年11月929号(熊本市北区)は小説2編と詩、書評、追悼文を掲載。追悼は今年5月に逝去された辻一男さんへ「望んだこと 書いたこと」(川原洋子さん筆)です。享年74歳。若いころから人工透析を続けてこられました。著書『メトロノーム』のあとがきが引用されているので紹介します。『市井の片隅で、静かに、痕跡も残さず消えて逝く理想は遠くへ追いやり、己がこの世に存在した証をもっと確かな形で残したいという、生臭い根性が丸出しの「自家撞着」に陥ります。』。おひとりの入会があったそうです。よかったですね。
●「南風」第60号(福岡市早良区)は小説5編とエッセイを掲載。今号は節目の60号です。平成4(1992)年の創刊当時から在籍しておられる方がおふたり。現在も毎号、作品を発表されています。この間、福岡市文学賞7名など多くの受賞者を輩出しています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「樹宴」第31号(東京都葛飾区)は小説8編とエッセイを掲載。「民主文学」7月号の同人誌評に同誌30号から駒屋さん、能美さん、水野さんの3作品が、また「季刊文科」同人雑誌評には能美さんが取り上げられたとのことです。励みになりますね。深井さん、当方も歳を取りました。いつまで続けられるやら。お互い、行ける所まで行ってみましょう。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「茶話歴談」第八号(大阪府堺市)は6作品と追悼を掲載。「追悼 山岡優作さん」には7名の方がたが追悼文を綴られています。山岡さんは創刊時からのメンバーで、前7号まで欠かさず作品を発表しておられます。みなさんの和やかな雰囲気が伝わってくる文章です。2023年度「銀華文学賞」({文芸思潮」主宰)最優秀賞受賞、有汐明生さん作「花筏」も掲載しています。当誌は今号までで総計4,000部以上を発行。すごいです。メンバーおひとりおひとりの熱意の結果なのでしょう。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「九州文學」通巻592 2026年秋・冬号(福岡県筑紫野市)は小説9編と詩、俳句、短歌、随想、コラムほかを掲載。不羈庵さんが「編集後記」で、なぜ文芸の世界が急速に縮小しているのか、との問いを受けて「生きることにおいて生じる人間同士の軋轢や葛藤が減っているからではないか」と。私が近ごろ気になっているのは、気持ちが落ち込んだり何か不都合がある時はAIが即座にお応えします、というコマーシャル。ぞっとします。
同人誌評 - ひわき
2026/10/21 (Wed) 13:43:23
「西日本新聞」10月20日(火)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「蘇る記憶」
仁志幸さん「鳰(にお)の空」(「龍舌蘭」218号、宮崎市)、白石すみほさん「初恋の果て」(「ステップONE」2号、佐賀県唐津市)
野田明子さん「福は内 鬼は外」(「ほりわり」40号、福岡県柳川市)、内田征伺さん「冬の尽きるところ」(「詩と眞實」927号、熊本市)
「照葉樹二期」(福岡市)通巻41号にて終刊
受贈御礼 - ひわき
2026/10/01 (Thu) 00:17:14
紹介する8誌を戴き、ありがとうございます。
●「季刊遠近」第94号(東京都板橋区)は小説5編とエッセイ、コラムを掲載。逆井三三さんが「編集後記」で、これからの文学はどうなってゆくのか、について記されています。近代文学は社会との違和感など個人の苦悩が描かれていますが、現代の若者の8割は今の生活に満足している(古市憲寿著『絶望の国の幸福な若者たち』より)し、AIの問題もある。「人はただ生きているだけ、そういう社会に適応できない人が小説を書くのだろうか。」と結ばれています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「「星座盤」vol.20(奈良県大和高田市)は特別企画「星座盤20号記念エッセイ『私の星座』」と小説9編、詩を掲載。2007年の創刊から年1冊の発行を続けて来られました。「特別企画」は11名の方たちが文章を寄せられています。おひつじ座の麦生郁さんが書いておられるように星座占いと血液型は気になります。会話の切っ掛けにもなるし。かに座の真名波田キリさんによると、この星座はヘラクレスに踏み潰された蟹だそうです。いろんな物語がありますね。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「火山地帯」第218号(鹿児島県鹿屋市)10作品を掲載。立石富生さん作「もういいかい」を朗読劇に脚色し掲載されています。療養所の語り部が減っていく現状を踏まえて、ハンセン病の歴史を背景に創作。以前、同人の多胡吉郎さん作「ピアニスト・ケンⅢ-琥珀の森にチャイコフスキーの歌を」が全国同人雑誌協会「まほろば賞」優秀作に選出され、この度は最優秀賞を受賞されたそうです。おめでとうございます。
●「龍舌蘭」第218号(宮崎市)は小説4編と詩、随筆、同人短信を掲載。「あとがき」(にさん筆)に萩原朔太郎『阿帯』の1節が紹介されています。「春は叙情詩、夏はドラマ、秋はエッセイ、冬は小説である」と。今年の夏は戦禍や異常気象、自然災害に熊騒動といろんなドラマが展開されましたが、スポーツのドラマもたくさんありました。エッセイの季節は来ましたか。
●「詩と眞實」2026年10月928号(熊本市)は小説2編と詩を掲載。同誌「創刊号~900号までを持っている人、所持している組織をご存じの方いませんか? ご連絡頂ければ幸いです。」と呼び掛けています。おひとりの方が同人に加わられたそうです。
●「カム」vol.24は7編の創作とエッセイを掲載。Takagiさん作の表紙は鍋やお玉などの調理器具と色とりどりの野菜が踊っているような楽しい絵です。裏表紙は料理とお茶かせ並んだ食卓。最初の頃の住田元昭さんが撮影されたモノクロ写真はインパクトがあり記憶に残っています。美しかったり可愛らしかったり毎号、楽しんで眺めています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「海峡派」第167号(北九州市八幡西区)は小説6編と詩、短歌、俳句、エッセー、語り本、評論を掲載。川下哲男さんが「編集後記」でつげ義春について書かれています。「ねじ式」や「紅い花」など何冊か文庫本で持っています。訃報を聞いてまたあの世界に浸りたくて開いたのですが、文庫なので老眼鏡を掛けても読むのに苦労しています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「絵合せ」第15号(福岡市西区)は小説5編ほかを掲載。当誌は2・6・10月の年3回発行です。「編集後記」には感謝の念が綴られています。
同人誌評 - ひわき
2026/09/17 (Thu) 13:23:53
「西日本新聞」9月16日(水)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「物語と土地」
冒頭、小野正嗣の芥川賞受賞作「九年の祈り」について
城戸祐介さん「線と線」(「海」103号、福岡市)、寺井順一さん「月の河」(「西九州文学」53号、長崎県大村市)
浜崎勢津子さん「弟」(文芸山口」388号、山口市)、井本元義さん「未青年無聊 その遍歴」(「海」103号)、丹生秋彦さん「ブラックサンド」(「季刊午前」67号、福岡市)、後藤克之さん「踊り場」(「絵合せ」14号、福岡市)
受贈御礼 - ひわき
2026/08/31 (Mon) 18:53:57
紹介する4誌を戴き、ありがとうございます。
●「西九州文学」第53号(長崎県大村市)は小説3編と詩、エッセーを掲載。今号に吉牟田哲明さんのエッセー『古里の情景-長崎の「殉教者」たち』が載っています。吉牟田さんはこのエッセーを執筆中にご逝去され、一部を義理のご子息である片岡洋さんが加筆して投稿されたものです。迫害にめげず殉教した人びと、明治10年に外国船から蔓延したコレラ、13歳で経験された原爆、昭和57年の長崎大水害。それらの死者をすべて殉教者として想いを馳せる優しい心のこもったエッセイです。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「詩と眞實」2026年9月927号(熊本市北区)は小説2編と詩を掲載。7月20日付「熊本日日新聞」書評欄「散文月評」に本紙7月号より「海峡の向こう」(北原政典さん)、「ラブレター」(原田信志さん)、「エムとZ」(岬龍子さん)の書評が載りました。7月28日の地震では書棚が倒れてガラスが飛び散ったとのこと。10年前は最初の揺れのあと本震が来ました。熊本の方がたの記憶にしっかり残っている、と。
●「照葉樹 二期」第30号(通巻41号)は小説2編と随筆、俳句、詩、翻案、回顧録を掲載。同誌は今号をもって終刊されるそうです。2006年の「一期」創刊から2012年に「二期」と、年2回の発行を続けてこられました。同人誌の魅力は自作を活字にして発表できること、作品を読んで意見を言ってくれる人の存在、ともに語り合う仲間がいることでしょうか。11名の同人の方がた、どうぞ書き続けてください。
●「北斗」九月號(名古屋市西区)は小説3編と詩、エッセイ、評論ほかを掲載。同誌ではホームページを準備中です。当方では令和4年4月號からの44誌の表紙画像と目次をストックしています。お役に立つようであれば使ってください。表紙画像ファイルもお届けできます。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
紹介ページはホームページを開設していない同人誌からご希望があれば作ってきました。より詳しい情報の提供と手軽に取り出せる記録としてもご利用くださればとの思いから、表紙画像と目次を掲載してきました。ホームページを開設された場合は掲載事項が重複しますので、当方での更新はせずリンクできるようにします。同人誌を戴いた時は更新の有無にかかわらず必ず紹介します。
同人誌評 - ひわき
2026/08/20 (Thu) 12:31:06
「西日本新聞」8月20日(木)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「芸術表現」
北原政典さん「海峡の向こう」(「詩と眞實」925号、熊本市)、上村信博さん「マイ ポートレイト」(「第八期九州文学」591号、福岡市)
塚本秀樹さん「和仁城合戦異聞」(第八期九州文学」591号)、西村宣敏さん「未来博物館」(「海峡派」166号、北九州市)
お礼とお見舞い。 - 坂本和子
2026/08/02 (Sun) 15:49:24
「さくさく」のご紹介、ありがとうございます。
熊本での大きな地震、そちらは大丈夫でしたでしょうか。被災された方々、厳しい暑さの追い打ちに、想像を絶するご苦労かと思います。何もできないことがもどかしいですが、どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。
Re: お礼とお見舞い。 - ひわき
2026/08/04 (Tue) 11:41:34
福岡では被害はありませんでしたが、突然、スマホから鳴りだした警報に戸惑いました。スマホを開いてすぐにドンと揺れが来て、すぐに収まりました。寝ていたネコが尻尾の毛を逆立てて寄ってきました。テレビを点けて熊本の状況を知り、「また」の思い。この酷暑の中、冷房もなく片付けしている方がたを思うとたまりません。日奈久断層のズレはまだ収まっていなくて、これからも続く予想です。想像して思いを寄せることしかできませんが。
受贈御礼 - ひわき
2026/07/31 (Fri) 17:07:25
紹介する5誌と1冊を戴き、ありがとうございます。
●『ルーアンの復讐』井本元義著(文芸社)は第19回文芸思潮「まほろば賞」受賞作と「海」(福岡市中央区)および「文芸福岡」(福岡文化連盟)に発表された計4作品を掲載。帯には「生と死を虚無と諦観で見つめる小説集。」と記されています。表題作にちなんだカラヴァッジオ「洗礼者ヨハネ」と林倭衛「出獄の日のO氏」の装画が印象的です。
●「詩と眞實」2026年8月926号(熊本市北区)は小説1編と詩、書評を掲載。6月28日付「熊本日日新聞」書評欄に本紙6月号より宮本誠一さん「残照」、佐倉希音さん「響野原血風抄」が取り上げられたそうです。
●「日曜作家」第55号(大阪市東淀川区)は小説4編と連載小説3編に加え詩、日記、エッセイを掲載。岡崎さんが「編集後記」で「夏に似つかわしい開放感ある作品もあり、怪談のような恐怖を生む作品もあり、今号も楽しい一号となった。」と紹介されています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「さくさく」95(東京都台東区)は小説17編とノンフィクション、詩、随筆を掲載。370ページを超える盛況ぶりです。坂本和子さんが「編集後記」で「書くことは大変です。苦しいこともあります。でも、書き終わると『なんとなく』嬉しいです。」と述べられています。書き終えた時は充実感と少しの不安があります。でもやはり「なんとなく」嬉しいですね。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「八月の群れ」Vol.82(神戸市西区)は6作品に加えて追悼作品として大森康宏さん作「金の盃」、伊東貴之さん作「黄色い英雄」および追悼文を掲載しています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
●「まがね」第68号(岡山市中区)小説6編と随想、詩、特集を掲載。「特集」は5名の方がたが「声」にまつわる文章を綴っておられます。同誌は年1回発行ですが、毎月、会員作品や「民主文学」誌掲載作、古今の名作などの合評をされているそうです。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。
同人誌評 - ひわき
2026/07/20 (Mon) 18:31:15
「西日本新聞」7月20日(月)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「生きる練習」
冒頭、乗代雄介「旅する練習」について
野見山潔子さん「小さな根」(「火山地帯」217号、鹿児島県鹿屋市)、浜崎勢津子さん「薄明の頃」(「文芸山口」387号、山口市)
立石富生さん「霧の中」(「火山地帯」217号)、高山九州男さん「学童時代の回顧録”終戦前夜”」(「ら・めえる」92号、長崎市)、下村幸生さん「ハナのとき」(「宇佐文学」78号、大分県)