文芸同人誌案内掲示板

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受贈御礼 - ひわき

2024/04/22 (Mon) 17:42:56

紹介する9誌を戴き、ありがとうございます。

●「詩と眞實」900号記念特集号(熊本市南区)は小説16編と詩、随筆、特集 緒方惇、詩と眞實年表抄、歴代編集・発行人名簿、詩と眞實叢書一覧を掲載。昭和23年(1948)の創刊以来、75年間ほぼ毎月発行されてきました。特集には緒方惇さんの詩作品と氏を偲ぶエッセー3編が寄せられています。同誌の歴史と共に歩んで来られた緒方さんには胸のすくようなエピソードがたくさんあるようで、昭和39年当時の編集長は「月の御姫様か星の女王様みたいな表現で、讃えていた」(今村有成さん筆)とのこと。実力も兼ね備え、テレビや新聞、雑誌などても活躍されたそうです。

●「日曜作家」第46号(大阪市東淀川区)は小説4編と連載小説2編のほか詩、エッセイ、作品群(二つの詩作と二つの小品)を掲載。毎号、季節感あふれる安野悠一さんの表紙写真は菜の花です。菜の花の黄色は春の到来を知らせてくれます。そして瞬く間に桜が咲いて散り、せわしなく季節が流れてゆきます。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「ignea」11号(大阪府三島郡)は5作品を掲載。「後記」には11名の方がたが短文を寄せておられます。自作品のこと、社会情勢、身辺雑記、詩のような心象風景なと様ざまです。長尾さんの文章を読んで吹き出してしまいました。南国の田舎町でのこと。泥色の池のほとりに無人販売の餌が。空き缶に小銭を入れて池中央まで延びる桟橋へ。餌を投げ込んだとたん、現れたのはおびただしい数のナマズで、まるでホラーアトラクションだったそうです。生き物好きな私としては、ぜひ体験してみたい。

●「北斗」四月號(名古屋市西区)は小説5編とエッセイ、評論ほかを掲載。「人工天文台」には同人の方がたが短文を寄せておられます。ゲンヒロさんの「レジゴー」にはスーパーマーケットのカートに付いたスマホに品物のバーコードを読み込ませて支払いまでできる、と書かれています。レストランなどでもテーブルにバーコードがあるだけで、自分のスマホで読み込んで注文というのもあります。店員さんを読んで口頭で注文すればよいのですが、私などかなり無理しつつスマホをいじくりまわしています。最も高いのは人件費かも。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「季刊午前」第63号(福岡市博多区)は小説3編と評論、詩、エッセイ、追悼・樋口伸子さんを掲載。「編集後記」(廣さん筆)で創刊当時からの同人、潮田征一郎さんの訃報を知りました。創刊時から表紙絵を描いておられた田部光子さんも亡くなられ、詩人の樋口伸子さんとお三人とも強い印象があります。以前は人と人との触れ合いがもっと濃厚だったように思います。

●「樹宴」第26号(東京都葛飾区)は小説6編とエッセイを掲載。辰巳功さんによる表紙写真は加工しておられるのでしょうか。不思議な感じがする風景です。今号は常緑樹の林の下を埋め尽くす綿毛のような花。こんな日も差さない場所に、こんなにも咲くものなのでしょうか。そもそも何の花なのか。手前を見ると低木に花だけがびっちり付いているようです。気になって仕方ありません。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「南風」第55号(福岡市早良区)は小説4編とエッセイを掲載。「編集後記」(紺野夏子さん筆)にロシア民謡「一週間の歌」を引用して、一週間の始まりは日曜日か月曜日かについて書かれている。日本のカレンダーは日曜日から始まる。ヨーロッパでは月曜日かららしい。聖書には神が天地創造して7日目に休息した、と書いてあったように記憶している。日本ではまず休息して、それから6日間はたらくということだろうか。この違いは何なのだろう。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「詩と眞實」No.899(熊本市南区)は小説3編と詩、随筆を掲載。会員の貴田雄介さんが作品「雨」で第58回詩人会議新人賞佳作二席受賞とのこと。おめでとうございます。今村さん筆「編集後記」は毎号、時事関連の記述が並んでいます。今号は日銀と相撲の動向です。同誌のHPには最新号情報なども掲載されています。

●「時空」第56号(横浜市金沢区)は小説1編と評論、エッセイ、短歌、俳句、書誌を掲載。鈴木一正さんは毎号、参考文献目録を掲載しておられます。「編集後記」に師と仰ぐ深井人詩氏との交わりが書かれています。本誌掲載の書誌に注目された深井氏に誘われて文献探索研究会で何度か発表され、『書誌年鑑』にも執筆されました。それから20年以上、書誌の執筆を続けておられます。私は書誌というものが今ひとつ理解できなかったのですが、今号の「武田泰淳参考文献目録-令和三年~令和五年-」にたまたま知っている方の名前を見つけました。発表された論文名と出典が記されています。研究の世界の奥深さを垣間見た気分でした。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

お礼 坂本和子

2024/04/06 (Sat) 20:26:27

「さくさく」のご紹介ありがとうございます。
貴サイトには大変お世話になっております。大変なことも多いかと思いますが、これからもよろしくお願いいたします。

Re: お礼 - ひわき

2024/04/09 (Tue) 10:18:42

「さくさく」坂本さん、書き込みをありがとうございます。毎号、たくさんの作品を編集されるのは大変ですね。そのぶん完成の喜びも大きいことでしょう。

同人誌評 - ひわき

2024/03/29 (Fri) 15:49:11

「西日本新聞」3月29日(金)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「集団を描く」
立石富生さん「異形の町」(「火山地帯」208~210号、鹿児島県鹿屋市)、若窪美恵さん「バネ指」(「海峡派」159号、北九州市)
野見山潔子さん「箱の神様」(「火山地帯」210号)、後藤克之さん「男として」(「絵合わせ」7号、福岡市)、都満州美さん「難を逃れた私」(「海峡派」159号)、矢和田高彦さん「切り出し」(「文芸山口」373号)

受贈御礼 - ひわき

2024/03/27 (Wed) 14:10:28

紹介する9誌を戴きありがとうございます。

●「九州文學」通巻584号、2024年春号(福岡県筑紫野市)は小説7編と掌編2編のほか詩、俳句、短歌、川柳、随想、コラムを掲載。同人の白水百合子さんのエッセイ「フォンに負けるな」が令和5年度「若者を考えるつどい2023」で奨励賞受賞とのこと。白水さんは日本語学校教師の目から見た留学生を作品やエッセイとして発表し続けておられます。よかったですね。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「茶話歴談」第6号(大阪府堺市)は歴史・時代小説8編を掲載。同誌は第2回全国同人雑誌賞の「新同人(ニュー・ウェーブ)雑誌賞」を受賞。おめでとうございます。また4年振りに直接、顔を会わせての「外部合評会」をもたれ、多くの読者の方から意見や感想が寄せられたそうです。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「北斗」三月號(名古屋市西区)は小説6編と短歌、エッセイ、書評、評論ほかを掲載。今号をもって事務局の担当が交代となりました。みなさん「月刊を維持することに固い信念を持って」発行しておられます。これまで事務局を担当されて来た棚橋さん、ご苦労様でした。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「木綿葉」第18号(熊本県八代市)は小説10編と漫画、短歌、散文詩、随筆、翻訳・鑑賞、批評を掲載。同誌は「熊本県民文芸賞」への挑戦を積極的にすすめておられます。結果、昨年は小説部門で柳宗一郎さな作「夢のあとさき」が一席、評論・ノンフィクション部門で眞木誠司さん作「落地生根−ロマンの残党」が同じく一席を受賞。着実に成果をあげられていますね。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「ふくやま文学」第36号(広島県福山市)は小説13編と詩、随筆に加えて、特集「掌編小説」には10作品が寄せられています。河内きみ子さんが「編集後記」で喜寿の会に出席されたことを書いておられます。他の同人誌では80歳を期に役員を交代された方のご報告。当方も前期高齢者です。これから先を思って、少しずつ負担を減らしながらこのHPを続けてゆこうと考えています。とすると、同人誌は高齢者で支えられていると言えるのではないでしょうか。これは誇るべきことかもしれません。そしてなんといっても、同誌の中山茅集子さんは98歳でしょうか。今号にも瑞々しい作品2編を発表しておられます。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「詩と眞實」No.898、4月号(熊本市南区)は小説3編と詩、随筆を掲載。新加入や再加入の方が3名くわわられたとのこと。よかったですね。編集委員をしておられる深町秋乃さんの詩集『柔らかい水面』が「H氏賞」候補に選出されたことが報告されています。よい結果がでますように。

●「さくさく」88(東京都台東区)は小説19編とノンフィクション、詩、随筆を掲載。今号も堂どうの336ページです。坂本和子さんの「編集後記」では、世界ではいろいろなことが起こっていますが、私たちには「表現することはできます。いろいろなことに思いを巡らせ想像力を働かせ、創作につなげてゆきましょう。」と呼び掛けられています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「マスト」第42号(兵庫県川西市)は小説2編とエッセイ、俳句とエッセイ、ファンタジー、俳句を掲載。こちらは86歳の眉山葉子さんの小説「海辺の黄色い家」を掲載。「同人記」によると、眉山さんはYouTubeを始められたそうです。頼もしい限りです。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

■北九州文学協会が編集・発行する「ひびき」を戴きました。当誌は、北九州文学協会文学賞」受賞作品集です。今回は第17回。小説、エッセー、詩、短歌、俳句、川柳の6部門に分かれています。小説部門は大賞、優秀賞ともに該当作品なし。佳作は「水曜日の伝説」古林邦和さん、「なすびの硯」橋村淑子さんです。

同人誌評 - ひわき

2024/02/29 (Thu) 14:56:36

「西日本新聞」2月29日(木)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「つながり」
有森信二さん「空に返す」(「海」第二期31号、福岡市)、みやまそらねさん「うみさちやまさち」(「龍舌蘭」210号、宮崎市)
高岡啓次郎さん「妄想日記」(「海」第二期31号)、野々上万里さん「彼岸」、藤崎正二さん「濱砂さん その2」(共に龍舌蘭」210号)、宮川行志さん「荷馬車」(「詩と眞實」895号、熊本市)

受贈御礼 - ひわき

2024/02/22 (Thu) 13:15:02

紹介する9誌を戴き、ありがとうございます。

●「詩と眞實」No.896・2024年2月号(熊本市南区)は小説2編と詩、随筆、書評を掲載。第52回「詩と眞實賞」が発表されました。韻文の部では(詩)上野陽子さん、散文の部では(小説)岬龍子さんが受賞。1年の総決算としてみなさんで投票し、同人の中から受賞者を選ぶのはいいですね。

●「日曜作家」第45号(大阪市東淀川区)は小説3編と連載小説1編のほか詩、エッセイ、随想を掲載。同誌の創刊をよく覚えています。2013年、創刊と同時に代表の大原正義さんが連絡をくれ、紹介ページを作りました。大原代表の同人誌に対する熱意が伝わってきて、当方も利用してくださることをありがたく思いました。その後、病を得られて編集後記に「なってしまったものは仕方ありません」と書かれたのを繰り返し思い出しています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「火山地帯」第210号(鹿児島県鹿屋市)は13作品を掲載。テレビディレクターでノンフィクション作家でもある多胡吉郎(たごきちろう)さんの連載「鴎外の遺品」は今号で完結しました。立石さん筆「編集後記」で、「ほかの仕事も抱えながら、地方の同人雑誌に精力的に書き続けてくださったことにとても感謝している。」と謝辞が述べられています。

●「季刊 遠近」第85号(横浜市青葉区)は小説3編と連続小説1編、エッセイを掲載。藤田小太郎さんの連載小説「紙の卒塔婆」は今号の「秋彼岸」で完結しました。前84号に小説「めまいのする読書」を発表された加藤櫂の訃報が報告されています。新会員になれて間もないことだったそうです。初めての投稿が遺作となってしまいました。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「湧水」第31号(熊本市中央区)は小説7編と巻頭言、現代詩、短歌、俳句、川柳、エッセイ、評論、中村青史先生追悼を掲載。中村青史氏に関しては「詩と眞實」No.894、No.895に2号続けて追悼文が掲載されました。ふたつの同人誌を読んでいて、氏のお人柄や功績が伝わってきました。同誌は「文学および歴史愛好者の大きな輪を作りたい」との願いから「くまもと文学・歴史友の会」が年1回発行しています。

●「AMAZON」No.523(兵庫県尼崎市)は小説2編と紀行、評論を掲載。同人の申玄虎さんの訃報が報告されています。前号の編集作業もされたとのこと。同誌の作品音訳も進められたそうです。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「絵合せ」第7号(福岡市西区)は小説5編と巻頭言、随筆を掲載。本誌も創刊時からのお付き合いです。一昨年の創刊から年3回の発行を守られ、現在は17名の同人の方がたが集っておられます。添えられたお手紙に「日常の身近な出来事を題材にして、日常を描きとる力を養います。」とあります。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「mon」Vol.21(大阪市阿倍野区)は5作品を掲載。同誌は第2回「全国同人雑誌大賞 新人賞」を受賞。また19号掲載の松嶋涼さん作「落下する球体」が第17回「神戸エルマール文学賞」受賞とのこと。おめでとうございます。同人の多くが子どもさんの学校や役員など人生の多忙期に差し掛かっておられるそうです。お若い方が多いんですね。誌面からも伝わってきます。

●「詩と眞實」No.897・2024年3月号(熊本市南区)は小説2編と詩を掲載。前号で第52回「詩と眞實賞」の発表があり、今号からまた新たな挑戦の1年が始まりました。今号から新しい同人の方がおひとり加わられたそうです。

紹介ページについてのお知ら - ひわき

2024/02/21 (Wed) 10:43:44

当HPも今年で22年目に突入します。この間、多くの同人誌の方がたがご利用くださり、また同人誌を送っていただいたことに感謝いたします。
2003年の開設時は同人誌を個別にネット上で公開することは、いまほど行われていませんでした。そこでなるべく他の同人誌も身近に感じてほしくて、希望される同人誌の紹介ページに表紙画像と目次を掲載してきました。現在は自誌のHPを開設し、詳しい情報を公開している同人誌も増えてきました。それらのHPと当方の紹介ページで二重に公開されている部分があり、重複している情報については今後の更新を見送りますのでご了承ください。HPがなかったりブログなどで発信されている同人誌は今まで通り更新してゆきます。
今後も、紹介ページに記載されている各誌の情報に変更がある場合はご一報ください。
紹介ページは現在のまま公開していますので、ひとりでも多くの方のご利用を願っています。
更新を終了する同人誌へはお知らせのメールを差し上げます。また紹介ページにその旨を掲載します。一度に処理できませんので、少しずつ進めます。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

今まで通り、新たな同人誌のご参加も待っています。ご希望の同人誌には紹介ページも創りますので、どうぞご参加ください。

受贈御礼 - ひわき

2024/01/16 (Tue) 15:12:01

紹介する10誌を戴き、ありがとうございます。

●「敍説Ⅳ」1号(福岡市中央区)の特集は「遠藤周作と九州」。8編の論文を掲載。生誕100年にあわせた企画です。九州・山口中心の研究者で発行されている同誌ですが、「土地の側から作品を捉え返す」という視点の論考が寄せられています。他に批評4編と資料・書誌を掲載しています。今号からⅣ期に入りました。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「総合文芸誌 ら・めえる」No.87(長崎市錦)は小説5編と評論、エッセイ、童話、俳句を掲載。「さろん・ど・ら・めえる(編集後記)」に合評会で出た意見が紹介されています。「若い人が原稿を書かないので、どういうふうにして若い人に気に入られるようにしていくかが課題」。「気に入られる」ようにするのは、難しいですね。編集長が新名規明さんから草場里見さんへ受け継がれました。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「詩と眞實」No.895令和6年1月号(熊本市南区)は小説3編と詩、追悼を掲載。「中村青史先生追悼・続」で岬龍子さんが「青史先生がいない」と題する文章を寄せておられます。熊本大学で教鞭を執っておられた先生の講座「日本近代文学」聴講の経緯が書かれています。単位が必要でないなら私の授業に関してはいつでもいいですよ、と言われて一年間かよわれたそうです。贅沢な経験ですね。第45回熊本県民文芸賞現代詩部門で上野陽子さん入選。2023年度県近代文化功労者として小野友道さん顕彰。

●「ぱさーじゅ」第46号(大阪市北区)は12作品ほかを掲載。「花田さんを偲んで」と題して8名の方がたがの文章が載っています。今号から山田幸平氏の「編集後記」を復刻版として掲載しています。初回は1994年の創刊号よりの転載です。創刊の経緯や誌名に込めた思いが綴られています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「海 二期」31・通巻第98号(福岡県太宰府市)は小説4編とエッセイ、俳句、詩ほかを掲載。同誌は今号を最後に、「海 第二期」から初期「海」に回帰するそうです。よって次号は99号です。節目の100号が目前ですね。

●「ガランス」No.31(福岡市博多区)は小説5編と遺稿エッセイほかを掲載。「編集後記」(Oさん筆)に八谷武子さんの訃報が記されています。八谷さんは労働基準監督官をなさった方で、自分史ふうに書いた作品を発表してこられました。氏の「猫じゃらし」(19号掲載)が再掲されています。

●「北斗」1・2月合併號(名古屋市西区)は小説6編と記録、短歌、アフォリズム、エッセイ、評論ほかを掲載。「記録」は昨年もよおされた「700号セミナー」での講演Ⅰ「『北斗』来し方、今、未来」竹中忍さん、講演Ⅱ「私と長谷川時雨、『女人芸術』、そして『北斗』」尾形明子さん、鼎談『現代女性文化研究所』の仕事と課題」岡田孝子さん、尾形明子さん、竹中忍さん、で構成されています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「飢餓祭」vol.51(奈良県大和高田市)は小説13編とエッセイほかを掲載。vol.50「歴程号」に続き今号は「躍進号」です。50集記念の祝賀会と表彰(「全国同人雑誌会議」より「50号賞」受賞)の様子が写真入りで報告されています。とても楽しそうです。佐伯厚子さんが「木山捷平文学賞」を、小網春美さんの著書『しずり雪』が「泉鏡花記念市民文学賞」を受賞。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「龍舌蘭」210号(宮崎市清武町)は小説3編と詩、随筆、その他に加えて「旧作再掲」が掲載されています。「旧作再掲」は黒木淳吉さんの詩、と鮒田トトさんの小説「蝶の問題」です。個人的には鮒田トトさんの作品が読めるのはありがたいです。同じ宮崎市で発行していた同人誌「遍歴」の休刊について3名の方が書かれています。ふたつの同人誌の交流やつながりを興味深く読みました。新同人が入られたそうです。

●「海峡派」第159号(北九州市八幡西区)は小説5編と詩、短歌、俳句、エッセー、評論、語り本に加えて木村和彦さん(元発行人)への追悼詩と追悼句を掲載。「語り本」は羽犬塚結さんの「ひとり語り いくさのさん」です。散文詩のような、まさにひとり語りの淡々とした文章から哀しみが伝わってきました。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

作2023年中に戴いた同人誌は98冊、著書7冊でした。
ありがとうございました。

Re: 受贈御礼 kaikyoha

2024/02/12 (Mon) 14:19:25

ひわき様
「海峡派」159号のご紹介ありがとうございます。
お礼が遅くなりましたが、いつもご紹介、感謝しています。
大先輩の同人、元同人たちの訃報が届き、寂しい限りです。人数も少なくなってきましたが、みな、気力はあり、内容も充実してきたと感じています。今後ともよろしくお願いいたします。

「海峡派」さんへ - ひわき

2024/02/14 (Wed) 10:51:12

書き込みをありがとうございます。毎号、送ってくださって、こちらからもありがとうございます。
受贈誌の紹介を書いていて、訃報はやはり寂しいですね。でもいろんな方がたの同人誌に対する貢献や取り組みなどに触れて勇気づけられたりしています。

同人誌評 - ひわき

2024/02/01 (Thu) 14:51:01

「西日本新聞」1月31日(水)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「死者の弔い」
出水沢藍子さん「鞦韆(ぶらんこ)」(「小説春秋」34号、鹿児島市)、小河原範夫さん「渡来人の盆踊り」(「ガランス」31号、福岡市)
下村幸生さん「能面の内」(「宇佐文学」73号、宇佐市)、齊藤きみ子さん「マニーズ・ヒストリー 3」(「小説春秋」34号)、入江修山さん「父のマリア」(「ガランス」31号)、あびる諒さん「エロ仏陀(七)居眠り村」(「詩と眞實」895号、熊本市)

同人誌評 - ひわき

2023/12/28 (Thu) 19:43:40

「西日本新聞」12月28日(木)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「夫婦」
本山航大さん「待ちつ待たれつ」(「散文誌 隣り村」7号、佐賀市)、宮脇永子さん「確かな死」(「南風」54号、福岡市)
田崎弘章つん「ジュラ紀」(「散文誌 隣り村」7号)、紺野夏子さん「夢の続き」、島九十九さん「光と陰と」(共に「南風」54号)、木下恵美子さん「神に選ばれし」(「詩と眞實」894号、熊本市)、笠置英昭さん「錯乱」(「宇佐文学」73号、宇佐市)

にいなさん、書き込みをありがとうございます。


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