文芸同人誌案内掲示板

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受贈御礼 - ひわき

2025/10/31 (Fri) 13:15:55

紹介する8誌を戴き、ありがとうございます。

●「北斗」十月號(名古屋市西区)は小説3編とエッセイ、短歌、評論ほかを掲載。毎号、欠かさず作品を発表され、月例会にもいつも参加されていた水谷功さんの訃報が報告されています。「ヨウムのおせっかい」は通算186作を発表されました。来年の三月號に掲載する追悼記を募っています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。


●「詩と眞實」2025年11月917号は小説2編と詩、随筆、随筆詩集を掲載。熊本日日新聞(9月28日)に9月号掲載の宮川行志さん作「戦争はそこから始まった」と真行寺蓮さん作「蛍草」の書評が載りました。池堂翔太さん作「かたち」が「文芸山口」383号に紹介掲載されたそうです。

●「稲麻竹葦」第十一号(大阪市中央区)は「藤原仲麻呂とともに」をテーマに3編を掲載。芦原さんは1年間、史料やゆかりの地を調査され、「『わからない男』過ぎて最後まで悩まされた」とのこと。藤原仲麻呂(706年生)は藤原不比等の孫にあたり歴史小説やドラマにも多く登場しています。メンバーの猿川さんは文学フリマ大阪代表になられたそうです。

●「樹宴」第29号(東京都葛飾区)は小説9編とエッセイを掲載。おひとりの方が今号から復帰されたそうです。自作発表の場であり、仲間が読んで批評してくれる同人誌は、書きたい人にとって大切な存在ですよね。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「日曜作家」第52号(大阪市東淀川区)は小説3編と連載小説4編、詩、エッセイほかを掲載。本誌にも以前参加していた方が復帰されたそうです。よかったです。安野悠一さん作「ダンシングクイーン」が完結しました。関西弁が独特のリズムとユーモアを感じさせる作品です。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「南風」第58号(福岡市早良区)は小説5編とエッセイを掲載。今号には福岡市文学賞を受賞された田中青さんが小説を発表されています。紺野夏子さんが「編集後記」で睡眠について記しておられます。ほんとうに「眠れない」という声を周囲でよく聞きます。私は横になって少し本を読むとすぐに眠ってしまいます。長い間の習慣で、条件反射になってしまいました。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「季刊午前」第66号(福岡市博多区)は小説3編、評論、詩に加えて特別企画「あなたへの手紙」を掲載。特別企画は「過去の表現者に宛てて披瀝された同人有志の心情と文学論」だそうで、13名の方が原稿を寄せておられます。「編集後記」(安さん筆)で、手紙を受け取った先人が現代に甦ったらどう思うだろうと想像。いくつかの項目をあげておられますが、そのうちのひとつに「私たちの脆弱さと感性の鈍化を見抜くことだろう。」と。AIのあら探しをしている私は深く同意してしまいました。

●「九州文學」通巻589 2025年秋・冬号(福岡県筑紫野市)は小説7編と詩、俳句、随想ほかを掲載。「編集後記」で木島さんがチャットGPTについて書いておられます。実際に「味のある手作りの文章」をチャットGPTで校正してみたところ、「あきらかな表記ミスの指摘は受け入れますが、ほとんどの校正は却下。」と。「あれこれ試行錯誤しながら、言葉を積み重ねていく作業が創作の醍醐味であり、愉しさなんだと思います。」と述べられています。

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