文芸同人誌案内掲示板

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無題 にいな

2025/11/21 (Fri) 09:26:43

「ら・めえる」の2作品が挙げられて、励みになりました。

同人誌評 - ひわき

2025/11/13 (Thu) 14:28:31

「西日本新聞」11月12日(水)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「言葉と語り」
立石富生さん「道しるべ」(「火山地帯」215号、鹿児島県鹿屋市)、山内スワンさん「鬼神」(「龍舌蘭」215号、宮崎市)
野見山潔子さん「水色の空」(「火山地帯」215号)、鳥海美幸さん「カメ」(「龍舌蘭」215号)、草場里見さん「遙かなる恩讐(前編)」・新名規明さん「夢の如くにて御座候(8)」(「ら・めえる」90号、長崎市)

受贈御礼 - ひわき

2025/10/31 (Fri) 13:15:55

紹介する8誌を戴き、ありがとうございます。

●「北斗」十月號(名古屋市西区)は小説3編とエッセイ、短歌、評論ほかを掲載。毎号、欠かさず作品を発表され、月例会にもいつも参加されていた水谷功さんの訃報が報告されています。「ヨウムのおせっかい」は通算186作を発表されました。来年の三月號に掲載する追悼記を募っています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。


●「詩と眞實」2025年11月917号は小説2編と詩、随筆、随筆詩集を掲載。熊本日日新聞(9月28日)に9月号掲載の宮川行志さん作「戦争はそこから始まった」と真行寺蓮さん作「蛍草」の書評が載りました。池堂翔太さん作「かたち」が「文芸山口」383号に紹介掲載されたそうです。

●「稲麻竹葦」第十一号(大阪市中央区)は「藤原仲麻呂とともに」をテーマに3編を掲載。芦原さんは1年間、史料やゆかりの地を調査され、「『わからない男』過ぎて最後まで悩まされた」とのこと。藤原仲麻呂(706年生)は藤原不比等の孫にあたり歴史小説やドラマにも多く登場しています。メンバーの猿川さんは文学フリマ大阪代表になられたそうです。

●「樹宴」第29号(東京都葛飾区)は小説9編とエッセイを掲載。おひとりの方が今号から復帰されたそうです。自作発表の場であり、仲間が読んで批評してくれる同人誌は、書きたい人にとって大切な存在ですよね。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「日曜作家」第52号(大阪市東淀川区)は小説3編と連載小説4編、詩、エッセイほかを掲載。本誌にも以前参加していた方が復帰されたそうです。よかったです。安野悠一さん作「ダンシングクイーン」が完結しました。関西弁が独特のリズムとユーモアを感じさせる作品です。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「南風」第58号(福岡市早良区)は小説5編とエッセイを掲載。今号には福岡市文学賞を受賞された田中青さんが小説を発表されています。紺野夏子さんが「編集後記」で睡眠について記しておられます。ほんとうに「眠れない」という声を周囲でよく聞きます。私は横になって少し本を読むとすぐに眠ってしまいます。長い間の習慣で、条件反射になってしまいました。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「季刊午前」第66号(福岡市博多区)は小説3編、評論、詩に加えて特別企画「あなたへの手紙」を掲載。特別企画は「過去の表現者に宛てて披瀝された同人有志の心情と文学論」だそうで、13名の方が原稿を寄せておられます。「編集後記」(安さん筆)で、手紙を受け取った先人が現代に甦ったらどう思うだろうと想像。いくつかの項目をあげておられますが、そのうちのひとつに「私たちの脆弱さと感性の鈍化を見抜くことだろう。」と。AIのあら探しをしている私は深く同意してしまいました。

●「九州文學」通巻589 2025年秋・冬号(福岡県筑紫野市)は小説7編と詩、俳句、随想ほかを掲載。「編集後記」で木島さんがチャットGPTについて書いておられます。実際に「味のある手作りの文章」をチャットGPTで校正してみたところ、「あきらかな表記ミスの指摘は受け入れますが、ほとんどの校正は却下。」と。「あれこれ試行錯誤しながら、言葉を積み重ねていく作業が創作の醍醐味であり、愉しさなんだと思います。」と述べられています。

紹介 - ひわき

2025/10/20 (Mon) 16:58:51

●「岩漿」(静岡県伊東市を中心に活動)から会報「CORE」No.18を戴きました。短文、投稿に関するお願いや次号原稿締め切りなどのお知らせ、会員の方たちの出版物紹介、読後感などを掲載。「伊豆新聞」(2025.07.30)に代表である橘さんの言葉とともに表紙写真入りで紹介されたそうです。HP「馬場駿の本棚」内に同誌が掲載されています。当方の名前ページと岩漿の紹介ページから開きます。また当「文芸同人誌案内」を紹介してくださって、ありがとうございます。

●読書サロン「きみどり会」発行の「きみどり通信」第51号が届きました。奇数月の第3土曜日に宮崎県内で開催される読書会の参加者から寄せられた書評や文章が載っています。仁志幸さん(「龍舌蘭」宮崎市)の手作りです。以前は芥川賞の受賞作など、本好きの人に広く読まれていました。今はそれぞれがそれぞれの本を読んでいて、感想を話したくても読んでいる人に出会う機会はほとんどありません。本について共感や意見を述べ合う読書会は楽しそうです。

同人誌評 - ひわき

2025/10/08 (Wed) 10:49:01

「西日本新聞」10月7日(火)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「音楽と記憶」
水木怜さん「回顧録 ストーリー・上」(「照葉樹二期」28号、福岡市)、横山起朗さん「夏の夜、甘い香り」(「文学と汗」5号、宮崎市)
沖田めぐみさん「クジラの咲く丘」(「文学と汗」5号)、真行寺蓮さん「蛍草」(「詩と眞實」915号、熊本市)、矢和田高彦さん「抹消」(「文芸山口」382号、山口市)、「文学と汗」は「謎」特集


にいなさん、長崎新聞の書評紹介をありがとうございます。月末に当HP内にストックします。

長崎県の同人誌 にいな

2025/10/06 (Mon) 17:53:45

長崎新聞2,025年9月28日に、「長崎県の同人誌」が載りました。取り上げられている同人誌は詩誌を含めて9誌。「ら・めえる」90号では草場里見さん、吉田秀夫さんの小説と藤澤休さんの評論。「長崎文学」107号(週刊号)は野沢薫子さん追悼号。野沢さんは昨年10月に御逝去。「西九州文学」52号は居原木咲子さんと白石昇さんの小説。

受贈御礼 - ひわき

2025/09/30 (Tue) 17:22:18

紹介する10誌を戴き、ありがとうございます。

●「龍舌蘭」第215号(宮崎市清武町)は小説2編と詩、随筆、旧作掲載(「揺揺」鮒田トト作)、追悼-足立正男-、短信を掲載。2年前まで同人として活躍され、前任の編集人も務められた足立正男さんが老衰のため亡くなられたとのこと。享年98歳です。5名の方がたが追悼文を寄せられています。

●「照葉樹 二期」第28号(福岡市中央区)は小説1編と随筆、俳句、詩、翻訳を掲載。「編集後記」で水木怜さんが「日本の四季がなくなっていく。」と近年の気象状況を嘆いておられます。

●「てくる」36号(滋賀県大津市)は小説6編と詩、俳句、エッセイを掲載。鵜瀬さんは大阪文学学校に3回目の入学をされて学んでおられます。それぞれの心境を「二十代の一回目は『夢』、四十代の二回目は『趣味』、そして六十代の今回は『生きがい』」と綴られています。自分と照らし合わせて同じ思いを抱く方も多いのではないでしょうか。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「カム」V0l.23は5作品とエッセイを掲載。中山文子さんは自作のチラシを作成し、団地内の世帯に配ったり掲示板に貼ったりしておられるそうです。ご自身は「素人によるセンス皆無なレイアウトに、無料のイラスト・写真素材を散りばめたポンコツチラシ」と。でも「届けたい人にはちゃんと届いているみたいで、『紙』の可能性を感じます。」との文章に、ほっこりしました。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「六伽士花史」第5号(大阪府枚方市)は6作品を掲載。「歴史小説アンソロジー」と銘打った同誌の誌名「むかしばなし」の「六」は6人の書き手、「伽」は昔話、「士」は男、「花」は女、「史」は歴史や記録を意味するそうです。「珠玉の六作品を、自信を持ってお届けします。」と結ばれています。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「海峡派」第164号(北九州市八幡西区)は小説7編とシナリオ、詩、俳句、短歌、エッセー、詩曲を掲載。今号では新たに同人として加わられた板根啓子さんのシナリオが掲載されています。このシナリオは北九州市立男女共同参画センター・ムーブにて2018年の初演だそうです。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「星座盤」v0l.19(奈良県大和高田市)は小説7編と詩を掲載。「あとがき」で真名波田キリさんが「書く仲間がいることの心強さ、合評会のありがたさを改めて実感した」と記しておられます。同人誌の存在価値はこれに尽きると思います。自作を仲間が読んでくれて率直な感想が聞ける。ネットの投稿では得られない貴重な体験です。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「詩と眞實」916号2025年10月(熊本市北区)は小説3編と詩を掲載。前号で武村淳さんが苦しい経済状態を述べておられました。その後、たくさんの励ましのメールが届いたそうです。結果、掲載料の値上げに踏み切られました。「同人誌の基本である、書きたい者が自ら出版するという原点に立ち返ることになります。」と報告されています。

●「絵合せ」第12号(福岡市西区)は小説4編ほかを掲載。新たに寄稿された方がお二人。2022年に創刊され、現在は17名の同人が集っています。

●「火山地帯」第215号(鹿児島県鹿屋市)は12作品を掲載。「やっと燃えた怒りの火-ハンセン病訴訟・告訴宣言」(けんりほうニュース1998.05.20)に記載されている「らい患者はなぜ怒らないのか」との言葉を立石さんが紹介しておられます。昔はセクハラやパワハラなんてそこらじゅうにあふれていました。今では怒ってもいいし拒絶してもいいことだとの共通認識がありますが、「そういうものだ」と思い込んでいました。らい患者については国家が「そういうものだ」の旗振りをしました。患者の方がたの状況はどれだけ深刻なものだったでしょう。この言葉に接して、「そういうものだ」に疑問を持って考えてゆきたいと思いました。



【付記】同人誌を送る手段として何種類かありますが、今回はじめて「クリックポスト」なるものを受け取りました。それぞれについて簡単に書いておきます。詳しくは調べてください。
「ゆうメール」180円-150g以下、厚さ3㎝まで
「スマートレター」210円-厚さ2㎝まで
「クリックポスト」185円-厚さ3㎝まで アプリをダウンロードして料金を支払い、送って来るラベルを印刷して郵便物に貼り付ける
「クロネコゆうメール」数量などにより料金が異なる-厚さ1㎝と2㎝に対応。集荷してくれる

同人誌評 - ひわき

2025/09/09 (Tue) 18:43:52

「西日本新聞」8月9日(火)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「感覚的経験」
白石昇さん「溶接」(「西九州文学」52号、長崎県大村市)、有森信二さん「億年の光」(「海」101号、福岡市)
後藤克之さん「星色観測」(「絵合せ」11号、福岡市)、朝霧けいさん「遊行二人」(「筑紫山脈」46号、福岡市)、柳川文芸「ほりわり」は「北原白秋生誕百四十年 私と白秋の詩」を特集。寄稿北原白秋記念館館長高田杏子さん

受贈御礼 - ひわき

2025/08/31 (Sun) 16:35:42

紹介する5誌を戴き、ありがとうございます。

●「岩漿」第33号(静岡県伊豆の国市)は小説4編と詩、評論、短歌、随筆を掲載。「編集後記」(「た」さん筆)に国語科目について書かれています。筆者の頃は現代国語、古典、漢文。当方も馴染んだ科目です。それが今は現代の国語、言語文化、理論国語、古典探求、文学国語になっているそうです。文学が独立した科目になったという見方もできますが、なんか軽く扱われている感じがしました。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「mon」Vol.23(大阪市阿倍野区)は5作品を掲載。「編集後記」によると、内藤さんは1週間の慰労休暇に「起きてから寝るまで延々とプログラムし続けて」ゲームを完成。しかも海外のコンテストでアイデア部門1位を獲得。その後1ヶ月で更に2作を作成。こんな方の頭の中はどうなっているのでしょう。どんな作品を書かれるのか気になります。

●「詩と眞實」9月号No.915(熊本市北区)は小説2編と詩を掲載。発行人の武村さんが「編集後記」で台所事情を記されています。月刊を守っている当誌は発行する度、毎月の赤字。収入は会費と掲載料ですが、100名ほどいた会員は現在46名に。このままでは会費や掲載料の値上げ、または発行回数を減らすしかないのかと思案中です。月刊は発送費などもかさむでしょうし、切実な問題ですね。

●「八月の群れ」Voi.80記念号(神戸市西区)は11作品を掲載。今号は80号の記念号です。幸村さん筆の「編集後記」には読者、作品を寄せられた同人、編集などに携わった方がたへの感謝が述べられています。またこれからの期待と意気込みも記され、同人誌に対する思いが伝わってきます。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

●「北斗」九月號(名古屋市西区)は小説2編と巻頭言、アフォリズム、エッセイ、評論ほかを掲載。こちらも月刊(年10回発行)です。メンバーは同人19名、会員9名(2022.06現在)。台所事情はそれぞれですね。短文を掲載する「人工天文台」で寺田繁さんが書いておられる文章に共感しました。いわゆる下ネタや身体を触るなどでタレントが出演禁止になる時代です。一方で精力剤の広告は堂々と新聞に載っています。よくまあこんな文言を公衆の前に晒して、と目にする度に疑問に思っていました。紹介ページを更新しましたので、ご確認ください。

同人誌評 - ひわき

2025/08/12 (Tue) 21:08:26

「西日本新聞」8月11日(月)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「ケアの現場」
ひわきゆりこさん「乗りそこねないように」(「胡壷・KOKO」15号、福岡県須恵町)、富節栄さん「花葬」(「佐賀文学」39号、佐賀県大町町)
樋渡喜美子さん「限りある命だから」(「佐賀文学」39号)、山本友美さん「天から降りた」(「胡壷・KOKO」15号)、井本元義さん「黒い川」(「詩と眞實」913号、熊本市)、五十隆さん「ベンジャミンの恋占い」(「海峡派」163号、北九州市)


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